Gmail のスレッド化の基準が変更された件
人力検索に Plagger で Mixi to Gmail をやっていて、最近 Gmail でスレッド化されなくて困っているという質問があったので、回答かいてたら質問がキャンセルされたのでシニタス。
→ 匿名ではてぶポイントもらっちゃいました。Thanks. ポイントもらえなくてシニタスになったのではなくて、書いた回答をどこに振り下ろせばいいのかという悲しい気分が原因だったのですが、Gmail の何かが変わったことが結果的に分かったのでそっちもOK.
結論
- 2006/07 以前
- 同一 From からの同一 Subject のメールは、最大61件までグルーピングされていた
- 2006/7 以降
- 同一 From からの同一 Subject のメールはグルーピングされない
原因調査
久しぶりに mixi2gmail.yaml を動かして確認。BreakEntriesToFeeds で分割しているのだけど、現在はまったくスレッド化されないのね。Gmail のスレッド化の仕様変更かな。少なくとも 2006/2 頃までは同一の From アドレスからのメールをスレッド化していたようだけど、そのルールは廃止したみたい。
ということは、スレッド化されるようにするには In-Reply-To: や References: をメールヘッダに設定しないといけないのかな。そうだとすると Plagger でメールを送信するときに In-Reply-To: につける Message-ID を取得する方法が面倒そうだ。そもそも Message-ID を管理してスレッド化されるようにするのもメンドイ。でも、普通のメーラで受信していて、関連したポストがスレッド化されてないと嫌だ!という人には需要があるのかも。
個人的には同じ From アドレスのメールをスレッド化されるのは関係ないパターンでもスレッド化されてしまうことがあるので、今の仕様になってよかったと思います。
ついでに、グルーピングされていようといまいと同じような操作感覚が得られるのかと思って Gmail のキーショートカットを復習していたけれど、もう一歩だけ使い易くない気がする。スレッド化されていると j と n を交互に押さないといけないのでテンポがいまいち。LDR にも同じような不満があるのだけど、同じキーをポンポン押すだけで未読項目が読みすすめられるようにしたいな。